Saturday, May 28, 2011

Brimfield Antique Show #2

アンティーク ショーで購入した物を紹介します。


James Keiller & Son Dundee のマーマレードジャムの容器。昔はこんな可愛い容器にジャムが入っていたんですね。


Hammered Copper のプランター。壁にも掛けられます。


木製ハンドルがちょっと珍しいブリキのじょうろ。



飲料水の会社は昔はこんな木箱を使って輸送してたんですね。こういう箱は収納に役立ちます。



ナイフの型、ブックエンドにして使おうと思います。


ちょっとしたデコレーションに、こんなものも。


  
デスクランプ、ベースの部分が鉄で出来ています。

Brimfieldの特徴は、お店ごとに扱ってる商品が決まっているところが多いことです。例えば、箱専門のお店、ランプ専門のお店、ファイヤーキングを主に扱うお店、、、など。探している物の相場を知りたいときは、そういった専門のお店を覗くのがお勧めです!そうすると、どんなものがお買い得で、珍しい物なのか、なんとなく分かります。

年に3回催されるBrimfield Antique Show、今年は5月開催が終了し、7月12~17と9月6~11にまた開催されます。7月のBrimfield はとっても暑いです。全て屋外なので暑さ対策は万全にしていってくださいね!

Tuesday, May 24, 2011

Brimfield Antique Show

ICFF の真新しい家具とはうってかわって、ヴィンテージの商品を沢山扱うアンティーク ショーを紹介します。


場所は、マンハッタンから車で4時間ほど行った、Massachusetts 州の Brimefield。1959年から始まった Brimfield Antique Showは、何千ものお店が参加する世界最大規模の屋外アンティーク ショーです。



とにかく規模が大きいので、1日で全部見るのはとても大変。沢山ありすぎて、色々目移りしてしまいます。そんな時は、しっかりと欲しいものリストを頭に入れて、後は「決断力」と「値段交渉」です!






( ↑ )日本でも人気のFire King (ファイヤーキング)。



( ↑ ) Letterpress の型も沢山売ってます。




( ↑ ) こちらは、スプーン、フォークやハサミなどの金物を造るのに使われた型。とっても重いです。



( ↑ ) こちらは、ヴィンテージ風のレプリカを扱うお店。


洗練されたディスプレーを見せるお店もあれば、一見ガラクタばかりに見えるお店も。でも欲しいものは意外にガラクタのように見える物達の中に隠れてる事もあります。それが、アンティーク ショーの楽しみの1つでもあります。

次回のポストは購入した物を紹介したいと思います!

Saturday, May 21, 2011

ICFF #2

前回のICFF のポストで、「もっと展示商品が見たい!」というリクエストをもらいまして、今回はICFF 続編です。


こちら、ロンドンのClei 社のWall Bed です。アメリカではこういう収納ベッドをmurphy bed (マーフィーベッド)と呼びます。きっと、このお姉さん、イベント中この作業何度も繰り返したと思います。でも、とっても軽そうで、壁の時は棚になっていた部分が、ベッドになると土台の一部になってる所が機能的です。ベッドを出し入れしても、棚の上のチューリップや本等は倒れません。


こちら、( ↑ ) コンパクトにたためるとっても軽い素材でできた椅子、カウンター、照明やオブジェクト等。Marcel Wanders の講演中、ささっとこの椅子を持って来て、ぱっと広げて座ってる方達がいました。きっと、この会社の方達だと思うのですが、そのハンディーさに「こういう時こそ使うのか!」とちょっと感心してしまいました(笑)。


こんなポップな ( ↑ ) Foosball Tableもありました。


こちら ( ↑ ) ガラスで有名なBaccarat (バカラ) のランプです。とっても奇麗でした。


こんな ( ↑ ) UFOのようなシャンデリアや、、、


( ↑ ) 和紙のようで、でも少し違う素材で出来た、ペンダントライトもありました。

Wednesday, May 18, 2011

ICFF

先日 ICFF (International Contemporary Furniture Fair) に行ってきました。ICFFは1年に1度 NYのJavits Center で開催される国際現代家具見本市です。家具だけにとどまらず、色々なものを見る事が出来きます。


初日に行ったのですが、沢山の人が来ていました。


こちら( ↑ ) はメタル専門の会社で、ブース自体をこんなユニークな形のメタルで囲んでいました。


目についた変わった椅子( ↑ )。インスピレーションはスケートボードのループですかね?



この会社 ( ↑ )の商品、ディテールが素敵で目がいってしまいます。陶器で出来たモダンなオブジェクト。ランプも素敵です。


こちら( ↑ )、ポータブルの暖炉。正直、、、これとっても欲しいです。薪いらずで、持ち運び簡単、アルコールで火を保つ暖炉です。ボトル1つで3時間ほどもつとのことです。こちらはセラミック素材で、他にステンレスや大理石があります。


Japan by design というコンセプトで日本からも数社来ていました。


こちら( ↑ )は 日本のアキ工作社のd-torso。この女性のオブジェクト、首のかしげ具合がちょっとリアルですね。


今回見た家具で一番高そうなテーブル発見! よーく見ると、、、、


全て1ドル札です (笑)。合計いくら入っているか気になります。


この日は、オランダの人気デザイナー Marcel Wanders がスピーチに来ていました。見にくいですが、、、ステージ向かって右側の人です。Next Philippe Starck (フィリップ スタルクの次を担う人)と言われたMarcel Wanders、NYではThe Hotel on Rivington をデザインしています。ちなみに、Philippe Stark は NYのHudson Hotel 等をデザインした人です。


Sunday, May 15, 2011

The High Line

周りの人達に勧められ、そしてNYに来る人達に勧めておきながら、オープンしてから一度も自分で行ったことがなかったThe High Line。やっと行ってきました。


こちらは20th Street 辺りのHight Lineを下から撮った所。


入り口は何ヶ所かあります。こちらは20th Streetと10th Avenue の入り口です。


そして階段を上った所で見える景色はこれ!!ここで、The High Line を知らない方に、ちょっと予備知識です。

High Line の誕生は1930年代のマンハッタン工業地帯。通常の道路を走らせるには危険な貨物列車を、地上から30 feet 上げた線路に移すことを目的に造られました。1980 年以降、貨物列車の運行は途絶えます。そして全く使われなくなってしまったHigh Line を取り壊そうという動きが始まります。

そこで、1999年にFriends of High Line という団体が設立。High Line を取り壊さずに、その構造を活かしたまま新しい公共の場所を造ることを目指します。2003年、世界中から新しいHigh Line のアイディアを募り、コンペティションが行われました。翌年、720チームの中から1つが選ばれます。2006年に工事がスタート。2009年にHigh Line のSection 1 がオープンしました。




実は6〜7年程前、まだ工事が始まる前に期間限定で見学ツアーをやっていて、High Line を見に行ったことがあります。その頃は、草木が伸びきった、ちょっと不思議な新種の森みたいな雰囲気でした(笑)。元の状態はそれはそれで味があったのですが、現在のHigh Line は元の構造を上手く行かして、とても魅力的に生まれ変わったと思います。





今年の6月にSection 2 (20th Street ~ 30th Street) がオープンします。そして6月13日から1週間にわたって、イベント Step to the High Line Festival が行われます。

こちらの動画は、そのイベントにでるチームの1つがSection 2 でパフォーマンスをしているところです。

 


マンハッタンのウェストサイドに新しい魅力を与えたHigh Line。 取り壊さずに、元の構造を使って新しく生まれ変わらせるコンセプトは、都市開発にとって大事なことですね。