こちら、ロンドンのClei 社のWall Bed です。アメリカではこういう収納ベッドをmurphy bed (マーフィーベッド)と呼びます。きっと、このお姉さん、イベント中この作業何度も繰り返したと思います。でも、とっても軽そうで、壁の時は棚になっていた部分が、ベッドになると土台の一部になってる所が機能的です。ベッドを出し入れしても、棚の上のチューリップや本等は倒れません。
周りの人達に勧められ、そしてNYに来る人達に勧めておきながら、オープンしてから一度も自分で行ったことがなかったThe High Line。やっと行ってきました。
こちらは20th Street 辺りのHight Lineを下から撮った所。
入り口は何ヶ所かあります。こちらは20th Streetと10th Avenue の入り口です。
そして階段を上った所で見える景色はこれ!!ここで、The High Line を知らない方に、ちょっと予備知識です。
High Line の誕生は1930年代のマンハッタン工業地帯。通常の道路を走らせるには危険な貨物列車を、地上から30 feet 上げた線路に移すことを目的に造られました。1980 年以降、貨物列車の運行は途絶えます。そして全く使われなくなってしまったHigh Line を取り壊そうという動きが始まります。
そこで、1999年にFriends of High Line という団体が設立。High Line を取り壊さずに、その構造を活かしたまま新しい公共の場所を造ることを目指します。2003年、世界中から新しいHigh Line のアイディアを募り、コンペティションが行われました。翌年、720チームの中から1つが選ばれます。2006年に工事がスタート。2009年にHigh Line のSection 1 がオープンしました。
実は6〜7年程前、まだ工事が始まる前に期間限定で見学ツアーをやっていて、High Line を見に行ったことがあります。その頃は、草木が伸びきった、ちょっと不思議な新種の森みたいな雰囲気でした(笑)。元の状態はそれはそれで味があったのですが、現在のHigh Line は元の構造を上手く行かして、とても魅力的に生まれ変わったと思います。